コンシューマーゲーム大辞典

『レンタヒーロー』は1991年にセガから発売されたアクションRPGで、メガドライブ専用。
プレイヤーはヒーローとなり、悪徳企業やギャングを倒して街の平和を守る。
ゲームはトップビュー型で、敵との戦闘はサイドビュー型アクションゲーム。
開発はセガ第2AM研究開発部、音楽は川口博史や光吉猛修が担当。
主人公はヒーロースーツをレンタルし、依頼をこなしてお金を稼ぐ。
スーツのエネルギー源は乾電池で、バッテリーが切れると戦闘力が低下。
経験値やレベルはなく、主人公の成長はお金によって決まる。
戦闘は1対1が多く、戦中はアイテム使用や逃走ができない。
基本的な回復アイテムはコンビニエンスストアやデパートで購入可能。
ヒーローの仕事は自宅のパソコンで受け取り、依頼をこなすことで進行。
主人公にはHPとBTという数値が設定されている。
街の間は電車で無料移動ができ、舞台は『エアロシティ』という架空の都市。
本作は発売後10年にわたり再評価され、2000年にリメイク版『レンタヒーローNo.1』が発売。
2019年にはメガドライブミニに収録された。
戦闘中はコンバットアーマーを利用し、強化や特殊武器の入手が可能。
プレイヤーは主人公の名前を設定でき、パロディ要素が含まれている。
主題歌は光吉猛修が歌い、オープニングが凝っている。
町には様々なキャラクターが存在し、物語が進行する。
セカという会社からスーツを借りることでヒーロー活動が可能になる。
2020年代に舞台化されるなど、作品の人気が続いている。