PlayStation 2

双恋 -フタコイ-

更新日 2024/11/26
双恋 -フタコイ-
作品概要
電撃系ギャルゲ雑誌企画で生まれた「双恋」は双子をテーマにした恋愛アドベンチャーゲーム。
キャッチフレーズ「ふたり一緒じゃ、ダメですか?」が秀逸。
双子のコンセプト
双子がヒロインとしてペアで扱われ、2人同時に攻略する設定。
ハーレム要素を公然と取り入れた新しい試み。
物語
主人公は6組12人の双子と出会い、彼女たちと絆を深める。
中学2年の4月から7月までの期間を10話に分けて進行。
ゲームの特徴
「バランスシステム」で双子両方の好感度を均等に上げる必要がある。
会話や選択肢でストーリーを進める一般的なギャルゲスタイル。
システムの評価
バランスシステムが煩雑でゲーム性は低い。
選択肢にヒントがなく、初見で攻略するのは難しい。
グラフィック
キャラクターデザインは綺麗だが立ち絵が不足し、シーン描写が不自然になることも。
音楽
サウンドトラックが馴染みやすく、雰囲気に合うが特筆点は少ない。
キャラクター
6組の双子はそれぞれ異なる個性や属性を持つ。
一部の双子は特に特徴的で、ロリコン向けや金持ちキャラなど多様。
欠点
名前を自由に設定できるが音声対応しておらず、不自然な会話が発生。
システムや演出に時代遅れ感がある。
ストーリー展開
双子ごとに用意されたイベントでキャラクターとの関係を深める。
ヒロイン全員が主人公を好きになる都合の良い設定。
倫理観への挑戦
「ふたり一緒」という設定が現実では考えにくく、2次元特有の自由さを活かした内容。
主人公の描写
顔出し不可の一般的な少年設定。
ゲームの中で周囲に特別視される典型的なギャルゲ主人公。
攻略本の重要性
攻略難度が高いため、攻略本の使用が推奨される。
双恋島
続編「双恋島」もセット版で販売されており、攻略にはさらに高い労力が求められる。
キャラクター別評価
双子の個性やシナリオの完成度にバラつきあり。
特定の双子には不満が残る一方、理想的な描写も存在。
対象ユーザー
設定やストーリーに独特の世界観を受け入れられる人向け。
ギャルゲファンや双子設定に興味があるプレイヤーにおすすめ。
総評
設定とキャッチフレーズの発想は評価できるが、ゲームシステムや完成度に課題あり。
ハーレムをギャルゲに取り入れる試みとして歴史的意義がある。
懐古的な価値
時代のギャルゲ業界における挑戦作で、興味本位でプレイする価値はある。
注意点
現代基準で見ると、システム面での不便さが目立つため覚悟が必要。
プレイ時間
1周10~20時間程度。全キャラ攻略には膨大な時間を要する。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
3,300
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
760
ハード
PlayStation 2
ジャンル
恋愛 / シミュレーション
シリーズ
開発元
メディアワークス
発売元
メディアワークス
国内売上数
0
世界売上数
0