コンシューマーゲーム大辞典

『ピンク・パンサー』は1963年のアメリカ映画が起源の映画シリーズ。
主なキャラクターはクルーゾー警部とアニメキャラクターのピンクパンサー。
監督はブレイク・エドワーズ、音楽はヘンリー・マンシーニが担当。
初作『ピンクの豹』では怪盗ファントムが主人公だが、クルーゾー警部が人気となりシリーズ化。
合計8作が製作され、セラーズ生前に5作、没後に3作。
2006年からスティーヴ・マーティンによるリブート版が製作されている。
オープニングアニメに登場するピンクの豹が独立したアニメーション作品にもなった。
第2作『暗闇でドッキリ』はスピンオフ作品。
第3作『ピンク・パンサー2』は11年後、アメリカ・イギリス合作で再開。
シリーズ中でクルーゾー警部とドレフュスはレギュラーキャストとして登場。
セラーズが急死したため『ピンク・パンサーX』は追悼作として製作。
最後の作品『ピンク・パンサーの息子』ではクルーゾーの隠し子が主人公。
「ピンク・パンサーのテーマ」はシリーズの象徴的な楽曲。
映画シリーズはコメディ映画の代表作として評価されている。
クルーゾー警部は様々な場面でのコメディリリーフ。
シリーズの製作資金や撮影権について複雑な背景がある。
第6作と第7作でクルーゾーの扱いが異なり、ストーリーの一貫性が欠けることもある。
アニメキャラクターが映画以外でも多くのメディアに登場。
映画の成功により、様々な文化的影響を与えた事例が多い。
シリーズはマンネリ化が指摘されつつも、人気を維持し続けた。