コンシューマーゲーム大辞典

大戦略シリーズは1985年に発売された『現代大戦略』に基づくウォー・シミュレーションゲームのシリーズ。
現在はシステムソフト・ベータが版権を所有。
本シリーズはユニットの生産が可能で、基本的な勝利条件は敵本拠地の占領。
各兵器に相性が設定されており、戦略的なユニット使用が鍵となる。
初代からユニットには経験値があり、成長要素がある。
ほとんどのシリーズ作品はターン制を採用しているが、セミリアルタイム制の作品も登場。
異なる時代やテーマ（WW2、ファンタジー）に基づいたバリエーションも存在。
作品ごとにゲームシステムやルールに多くの進化が見られ、難易度やプレイスタイルに応じた選択肢が提供されている。
初期作には戦闘機や攻撃機の動きに不具合があり、批判を受けたが、以降の作品で改善。
異なる陣営でのプレイが可能で、ユニットの国籍や特性も変化。
大戦略シリーズはシミュレーションRPGやリアルタイムストラテジーの影響を受けた作品も見られる。
初代の成功により、続編や派生作品が多数発表され人気を博す。
近年では、Steamなどでの配信や、スマホ向けの新作も登場している。
一部作品ではマップエディタやキャラクター育成の要素が追加されている。
『現代大戦略』シリーズは、特に日本国内における戦略ゲームの重要な地位を占めている。
軍資金や工業力を用いたユニット生産が基本システムの一部に。
複雑なルールを持つ作品とうまくバランスを取る試みがなされている。
重要なマップやシナリオはシリーズを通じて繰り返しリメイク収録されることがある。
シリーズ全体を通して、プレイヤーの戦略が勝敗に大きく影響する特色が強い。