極悪同盟 ダンプ松本
更新日 2025/07/20

■ 基本情報・概要
1986年7月20日発売、セガ・マークIII/マスターシステム向けプロレスゲーム。
発売・開発はセガ、価格は5,000円。
当時人気の女子プロレス団体・全日本女子プロレスのヒールユニット「極悪同盟」を主役にした作品。
女子プロレスかつ実名レスラーを起用した初のプロレスゲーム。
アーケード版からの移植だが、内容は大きく異なる。
■ ゲームシステム・特徴
極悪同盟(ダンプ松本&ブル中野、コンドル斉藤&JIKI JIKI)またはフレッシュギャルズ(長与千種&ライオネス飛鳥、立野記代&山崎五紀)からチームを選択。
基本は相手にダメージを与えダウン→フォールで3カウントを奪う。
10ラウンドごとにチャンピオンベルト獲得&舞台が移動し、対戦相手も交代。
リング外で凶器を拾って攻撃可能(極悪同盟のみ)、フレッシュギャルズは凶器攻撃不可だがコーナーポスト攻撃ができる。
リング外攻撃やロープへの投げ技、大技など多彩なアクションあり。
タイムオーバー=即ゲームオーバーなので、時間管理も重要。
■ 戦略・進行
パンチ連打やパンチ→キックで相手を転ばせる→ロープに投げて大技で追撃するパターンが有効。
体力が残っていても序盤はフォール成功しやすい。
相手が交代した場合、自分も交代すると相手もまた弱った選手に戻るという仕様あり。
10ラウンドごとに舞台が移る(ハワイ→ニューヨーク→最終的に宇宙)。
隠しコマンドで宇宙ラウンドが出現し、宇宙人との対戦が可能。
■ 評価点
・ヒールレスラーを主役にした異色のプロレスゲーム。
・実名女子レスラーを使用した業界初の作品。
・凶器攻撃や悪徳レフェリングなど、女子プロらしい演出が再現。
・リング外や凶器を使った攻防など、プロレスの雰囲気はある。
・技名表示など細かい演出が当時としては新鮮。
■ 問題点
・試合展開が単調で、同じ戦法の繰り返しになりがち。
・ラウンド進行に変化が少なく、飽きやすい。
・タッグチーム固定で同門対決などバリエーション不足。
・時間切れ即ゲームオーバーがやや理不尽。
・宇宙編などの追加要素もキャラが変わるだけで内容は同じ。
■ 総評
女子プロレス&ヒールレスラー主役という唯一無二のテーマ性が光るが、ゲーム性は単調で作業感が強い。
女子プロ人気全盛期ならではの企画性で、当時のファンアイテムとしての価値は高い。
ゲームとしては、もう少し試合展開や相手パターンに変化が欲しかった惜しい作品。
■ 余談
海外マスターシステム版では『Pro Wrestling』として発売され、女子プロ設定は削除。
BGMやキャラクターも変更され、全く別物に近い内容に。
ファミコン版発売も予定されていたが中止となった。
1986年7月20日発売、セガ・マークIII/マスターシステム向けプロレスゲーム。
発売・開発はセガ、価格は5,000円。
当時人気の女子プロレス団体・全日本女子プロレスのヒールユニット「極悪同盟」を主役にした作品。
女子プロレスかつ実名レスラーを起用した初のプロレスゲーム。
アーケード版からの移植だが、内容は大きく異なる。
■ ゲームシステム・特徴
極悪同盟(ダンプ松本&ブル中野、コンドル斉藤&JIKI JIKI)またはフレッシュギャルズ(長与千種&ライオネス飛鳥、立野記代&山崎五紀)からチームを選択。
基本は相手にダメージを与えダウン→フォールで3カウントを奪う。
10ラウンドごとにチャンピオンベルト獲得&舞台が移動し、対戦相手も交代。
リング外で凶器を拾って攻撃可能(極悪同盟のみ)、フレッシュギャルズは凶器攻撃不可だがコーナーポスト攻撃ができる。
リング外攻撃やロープへの投げ技、大技など多彩なアクションあり。
タイムオーバー=即ゲームオーバーなので、時間管理も重要。
■ 戦略・進行
パンチ連打やパンチ→キックで相手を転ばせる→ロープに投げて大技で追撃するパターンが有効。
体力が残っていても序盤はフォール成功しやすい。
相手が交代した場合、自分も交代すると相手もまた弱った選手に戻るという仕様あり。
10ラウンドごとに舞台が移る(ハワイ→ニューヨーク→最終的に宇宙)。
隠しコマンドで宇宙ラウンドが出現し、宇宙人との対戦が可能。
■ 評価点
・ヒールレスラーを主役にした異色のプロレスゲーム。
・実名女子レスラーを使用した業界初の作品。
・凶器攻撃や悪徳レフェリングなど、女子プロらしい演出が再現。
・リング外や凶器を使った攻防など、プロレスの雰囲気はある。
・技名表示など細かい演出が当時としては新鮮。
■ 問題点
・試合展開が単調で、同じ戦法の繰り返しになりがち。
・ラウンド進行に変化が少なく、飽きやすい。
・タッグチーム固定で同門対決などバリエーション不足。
・時間切れ即ゲームオーバーがやや理不尽。
・宇宙編などの追加要素もキャラが変わるだけで内容は同じ。
■ 総評
女子プロレス&ヒールレスラー主役という唯一無二のテーマ性が光るが、ゲーム性は単調で作業感が強い。
女子プロ人気全盛期ならではの企画性で、当時のファンアイテムとしての価値は高い。
ゲームとしては、もう少し試合展開や相手パターンに変化が欲しかった惜しい作品。
■ 余談
海外マスターシステム版では『Pro Wrestling』として発売され、女子プロ設定は削除。
BGMやキャラクターも変更され、全く別物に近い内容に。
ファミコン版発売も予定されていたが中止となった。
- 発売日
-
日本1986/7/20北米1986/12/1欧州1987/8/1ブラジル1924/5/1
- 販売価格
- 5,500円
- 駿河屋価格※箱説付き金額を優先
- 12,000円
- 国内売上数
- 0
- 世界売上数
- 0