コンシューマーゲーム大辞典

必要周辺機器：3Dグラス専用ソフト
ゲーム内容
視点：後方視点スクロール（前作の斜め見下ろしから変更）
構成：1ラウンドは3ステージ（宇宙→スペースコロニー→母艦戦）
ステージ数：全9面でループ（明確なエンディングなし）
目的：宇宙要塞を突破し各ラウンドの母艦を撃破
敵配置：前作風の地形や設備を継承しつつ立体視向けに再設計
立体視：距離感を掴んで弾避けと命中精度を高めるのが肝
システム・攻略要素
燃料：時間経過で減少。補給は燃料タンク破壊やGカプセルで延長
パワーアップカプセル：G（燃料ゲージ延長）E（エクストラ機）S（スピード）W（ショット強化）
スピード：4段階。上げるほど燃費が悪化するリスク
ショット：3段階（N→H→M）。Mで弾が敵を貫通
スペースコロニー：燃料タンク破壊は状況により無理をしない判断が重要
母艦戦：高度合わせ後に左右移動で安全に攻撃
バリア：4面以降に登場。壁とバリアの狭間を正確に抜ける必要
高度表示：前作の高度計が無く、立体視と目測で合わせる設計
ライフ制：残機制。E取得で残機増
学習要素：敵パターン暗記と視差の読み取りが攻略の中心
音楽・サウンド・声優
音源：マーク3標準チップによる効果音とBGM
演出：3D飛び出しと同期した効果音で速度感を演出（音声収録や声優は無し）
評価（傾向）
長所：3Dグラス専用による立体感、シリーズらしい要塞演出と手応え
短所：前作の斜め見下ろしの個性に比べると凡庸と感じる意見も
難度：ステージ進行で着実に上昇。特にバリア区間と母艦戦の精度要求が高い
総評
立体視シューティングの先駆的タイトルとして意義大
前作の個性と3D化のトレードオフはあるが、シリーズ味は要所で健在
3Dグラス前提の設計を理解し、速度と燃費の管理を軸に楽しむ一本