コンシューマーゲーム大辞典

『ボボボーボ・ボーボボ』は澤井啓夫によるギャグ漫画で、2001年から2007年まで『週刊少年ジャンプ』で連載。
作品の略称は「ボーボボ」で、「不条理ギャグバトル漫画」として知られる。
2000年に読切として発表され、2021年には単行本累計700万部を超えた。
アニメ化、ゲーム化、カードゲーム化など多くのメディア展開が行われている。
物語は西暦300X年の未来、マルハーゲ帝国に支配された地球が舞台。
主人公のボボボーボ・ボーボボは、鼻毛真拳の使い手であり、髪の毛の自由を守るために戦う。
ギャグ要素とバトルが融合した独特のストーリー展開が特徴。
漫画の中で多くのパロディやナンセンスギャグが描かれる。
主な登場キャラクターには、ヒロインのビュティ、伝説のハジケリスト首領パッチ、オナラ真拳のヘッポコ丸などがいる。
マルハーゲ帝国は人類を丸坊主にする毛狩り隊を結成して支配を強めている。
作品中には様々な時代設定が混在したパラレルワールドの要素が見られる。
Mixした時代背景や独特なキャラクターが物語の緊張感を和らげる効果がある。
第2部ではタイトルが『真説ボボボーボ・ボーボボ』に改名され、新たな話数カウントが用意された。
コラボレーションやパロディ作品も多く、他の人気漫画との絡みも見られる。
2004年からテレビアニメが放送されたが、視聴者からの賛否が分かれることもあった。
作品の内容はナンセンスギャグが多く、小中学生に見せたくない番組にランクインしたこともある。
2021年には20周年記念イベントが開催され、2024年には舞台化が決定した。
主要な敵キャラクターや組織も多彩で、毛狩り隊や裏マルハーゲ帝国などが登場。
ボボボーボ・ボーボボは、ナンセンスギャグに支えられた独自の魅力がある漫画である。