コンシューマーゲーム大辞典

『デビルクラッシュ』は1990年にナグザットから発売されたPCエンジン用ピンボールゲーム。
映画『エイリアン』をモチーフにした『エイリアンクラッシュ』の続編。
1991年にメガドライブで『デビルクラッシュMD』として移植された。
アーケード版『デビルショック』は1991年に発表されたが発売中止。
ハドソンは2012年にコナミに吸収合併され、現在はKDEが著作権を保有。
PCエンジン版は2007年にWii用ソフトとしてバーチャルコンソールで配信され、他にPS3、PSP、Wii Uでも配信された。
PCエンジン版は『ファミコン通信』でゴールド殿堂入り、全体的に高評価を得た。
メガドライブ版は合計27点評価された。
日本国内の続編はスーパーファミコン用『邪鬼破壊』、国外では『Dragon’s Revenge』が続編扱い。
『エイリアンクラッシュ』は1988年にAVAグランプリ特別賞を受賞していた。
本作は1990年のAVAグランプリで特別賞を受賞。
PCエンジン版は485本中70位の評価を受けた。
バーチャルコンソールでの配信は2007年、2009年、2015年に行われた。
ゲームシステムに一部不満があるものの、完成度は高く評価された。
ボーナスステージや仕掛けが豊富で楽しいという評価があった。
メガドライブ版のユーザー評価は迷走していたが、良質とされていた。
グロテスクな雰囲気とリアルなボールの動きが特徴。
『Dragon’s Revenge』はナグザットやテクノソフトのスタッフは無関与。
各種メディアでの点数評価が多岐にわたった。
評価は高かったが、グラフィックや動きに進化が見られたとの声も。