コンシューマーゲーム大辞典

『魔城伝説』は1986年にコナミが発売したMSX用のシューティングゲーム。
主人公ポポロンが姫アフロディテを助けるファンタジー系のストーリー。
縦スクロールシューティングゲームで、8つのステージをクリアする。
ポポロンの初期装備は2連射の弓矢。
各ステージにはボスキャラが存在し、次のステージへのゲートを守っている。
ゲーム内には特殊効果や得点を得るためのクエスチョンマークの物体が配置されている。
パワーアップアイテムにより、ポポロンはスピードアップや新しい武器を得ることができる。
ゲームシステムは『ファイナライザー』と共通点が多い。
続編として『魔城伝説II ガリウスの迷宮』や『シャロム 魔城伝説III 完結編』がある。
韓国では海賊版『The Three Dragon Story』が存在。
難易度は高く、プレイヤーは障害物や敵の攻撃を避ける必要がある。
ゲームのポーズシーンには「遊び」が含まれ、ポポロンが布団に入って鼻提灯を膨らませる。
特徴的なボスキャラにはメデューサやヒュドノスが含まれる。
合計で20種類以上の敵キャラクターが登場。
各ステージの環境は異なり、神殿、森、砂漠などがある。
クエスチョンマークオブジェクトの種類に応じた特殊効果がある。
プレイヤーの武器には複数のタイプと強化段階が存在。
ゲームにはライフゲージや経験値の要素はない。
ゲームプレイ中はスクロールする地形によってプレイヤーの移動が制限される部分がある。
当時のシューティングゲームとしては珍しい設定とデザインが特徴的であった。