コンシューマーゲーム大辞典

『テラクレスタ』は1985年に登場した、日本物産の縦スクロールシューティングゲーム。
自機「ウィンガー」を操作して宇宙魔王マンドラーを倒し、地上世界を取り戻すことが目的。
継承先としてハムスターが権利を受け継いでいる。
合体システムがあり、合体状態で「フォーメーション攻撃」が可能。
プレイヤーは8方向レバーと2ボタンで操作し、様々な特殊攻撃も存在。
エリアは固定されており、全16エリアでボスも3種存在する。
ファミリーコンピュータや他のプラットフォームにも移植されている。
スタート時には、ウィンガーは「アルファ号」という2連装ショットを装備している。
複数合体することで攻撃力が増し、リスクも伴う。
合体時、敵や敵弾に触れてもパーツは破壊されない。
フォーメーション攻撃を行うことで、攻撃範囲の広がりや特別な攻撃が可能。
2機以上合体した際、様々なパターンの攻撃方法が選べる。
システムが継承された作品には『テラクレスタII』『ソルクレスタ』などが存在。
ゲームデザインは藤原茂樹、音楽は吉田健志が担当。
オリジナルの企画名は『テラホーク -地球奪還指令-』だった。
基板のバージョンによって音源ICが異なる場合がある。
アーケード版は2005年、PS2用ソフトとして復刻された。
Nintendo Switch版ではオンライン機能が追加されている。
スタッフにはしきいさおや筒井久弥が含まれる。
ファミリーコンピュータ版は評価が20.24点（満30点）を獲得。