コンシューマーゲーム大辞典

『J.B.ハロルドシリーズ』はリバーヒルソフト及びアルティが発売するアドベンチャーゲームシリーズ。
主人公は架空の警察官J.B.ハロルドで、リアルなイラストと重厚なシナリオが特徴。
1980年代から1990年代にかけてPC-9801等で人気を博し、シリーズ化された。
後に家庭用ゲーム機や携帯電話アプリに移植された。
現在はアルティが版権を所有しており、新作がいくつか発表されている。
第1作『殺人倶楽部』は1986年に発売、様々なプラットフォームに移植された。
第2作『マンハッタン・レクイエム』は1987年発売、実写映像を含む。
第3作『キス・オブ・マーダー』は番外編として1987年に登場。
第4作『ブルー・シカゴ・ブルース』は1994年発売、登場キャラの自殺を巡るストーリー。
第5作以降は2006年からの携帯電話アプリとして新作が続いた。
各作品は異なる事件を扱い、主にJ.B.ハロルドが捜査を行う。
PC-88、PC-98、X68000版はプロジェクトEGGで復刻版が配信されている。
新作や復刻作がNintendo Switch等でリリースされている。
シリーズ全体に時間の概念が組み込まれている作品もある。
各作品では人間関係が深く描かれ、証言を通じて行動範囲が広がる。
他にも前日談が携帯電話アプリ小説として配信されている。