コンシューマーゲーム大辞典

「天使の詩」は男女の恋愛をテーマにしたRPGシリーズの1作目で、ケルト神話をモチーフとする。
日本テレネットが1991年10月25日にPCエンジンSUPER CD-ROM2用ソフトとして発売。
主人公ケアルとヒロインクレアの声優は井上和彦と江森浩子。
物語は魔法を使える人間の争いから始まり、魔王サタンが登場する。
英雄がサタンを打ち負かし、悪魔たちは封印されたが、地上はいずれ荒廃した。
ケアルはクレア救出のために旅に出るが、魔王ルキフェルの復活が陰で進行していた。
クレアは実は天上界の王女であり、様々な役割を担っていた。
仲間たち（ブゼン、ジト、エンヤ）と共に冒険し、魔物たちと戦う。
戦いの中で、ルキフェルを倒すが、クレアは自らを犠牲にしてルキフェルを封印。
ケアルは永遠に不老不死となり、闇の勢力と戦い続ける。
「天使の詩II 堕天使の選択」は1993年に発売され、前作から約100年後の物語。
「天使の詩 白き翼の祈り」は1994年に発売され、シリーズ完結編として位置付けられている。
2024年に「天使の詩COLLECTION」がNintendo Switch用ソフトとして発売される。
本作の開発とキャストには多くのスタッフが関与しており、音楽も注目されるポイント。
物語は友情、愛、犠牲というテーマを描いており、キャラクターの背景や成長が重要。
シリーズ全体を通じて、英雄や神話のエレメントが織り交ぜられている。
物語には都市や冒険の舞台が豊富で、ケルトの要素が強く反映されている。
プロジェクトEGGでの配信によって新たなファン層を獲得している。
劇中での登場人物の成長と変化が物語の深みを増している。
キャラクター同士の絆や仲間との絆がストーリーの重要な動機となる。