コンシューマーゲーム大辞典

Caanooは、韓国のGamePark Holdingsが開発したオープンソースのLinuxベースの携帯型ゲームコンソール。
発売日は2010年8月16日で、韓国とヨーロッパで販売された。
GP2X Wizの後継機で、E3 2010で発表された。
発売価格は約150ドルで、北米では小売店に流通しなかった。
Nintendo DSやPlayStation Portableの直接的な競争相手ではなく、代替のオープンソースデバイス。
互換性のあるソフトウェアがカスタムファームウェアなしで実行可能。
GamePark Holdingsによる最後のオープンソースゲーム機。
商業版ゲームは4つ（Asura Cross、Propis、Rhythmos、Wiz Party）のみ。
複数のエミュレーションアプリケーションが動作可能。
コミュニティ主導で作成されたフリーウェアやホームブリューゲームも実行可能。
ソフトウェアの多くはOpenHandheldsで入手可能。
GamePark Holdingsのダウンロードコンテンツ向けのウェブサイトFunGPは運営を終了。
Caanooは旧型GPHデバイス用ソフトウェアとは互換性がない。
互換性を持たせるためのレイヤー「Ginge」があり、多くのアプリケーションが移植済み。
複数の携帯ゲーム機と比較される（例：GP2X F100/F200、Dingoo、Pandora、GCW Zero）。