コンシューマーゲーム大辞典

金沢将棋は金沢伸一郎が開発したコンピュータ将棋プログラム。
市販版はアンバランスから販売されている。
過去にはセタとログからも発売されていた。
1990年代に選択的探索と前向き枝刈りを融合し、最強を誇った。
世界コンピュータ将棋選手権では、1996年に初参加以来、優勝2回、準優勝3回の成績を残した。
前身ソフト「極」は同選手権で優勝3回、準優勝1回の実績。
1997年には人間の将棋大会に初参加し、3戦全勝の成果。
2004年以降、世界コンピュータ将棋選手権の決勝に進出していない。
2006年以降は同選手権への出場が途絶え、開発は続いている。
2008年に「金沢将棋2008」が発売。
対応プラットフォームはPlayStation、セガサターン、NINTENDO64、Windows、Android、iPadなど。
SS版はセガサターンマガジンで17点のレビューを受けた。
コンピュータの棋力が高く、特に経験者向け。
注意点として、長考があるため忍耐力も必要。
10秒将棋はレベル選択不可。
将棋ゲーム市場での競争が激化している中で開発が続けられている。
「金沢将棋’95」や「最強羽生将棋」など、多様なバージョンが存在。
Android用のアプリも展開されている。