コンシューマーゲーム大辞典

『レイフォース』はタイトーが1994年にリリースした縦スクロールシューティングゲーム。
アーケード版は「F3システム」を使用し、欧州では『Gunlock』という名前で展開された。
プレイヤーは自機「X-LAY」を操作し、AI「Con-Human」を破壊することが目的。
ストーリーは映像演出のみで展開し、文字や音声は使用されない。
ゲームの特徴は「ロックオンレーザー」システムで、敵機を自動追尾するレーザーを発射できる。
アイテムの種類は「パワーアップ」、「スーパーパワーアップ」、「レーザー」の3つ。
ゲームは全7面、1周が設定されている。
アーケード版は『ゲーメスト』大賞で高評価を受けた。
各種ゲーム機への移植も行われ、特にセガサターン版は評価が高かった。
プレイ中の操作感や演出が移植版では変化することもある。
本作から派生した「レイシリーズ」には後続の2作品が存在する。
開発者はゲーム誌で複数のエンディングの存在を否定している。
サウンドトラックもリリースされており、いくつかの版が存在する。
プレイヤーには高得点を狙うための戦略が要求される。
同時プレイは可能で、最大8発のロックオンができるシステム。
ロックオンレーザーのシステムは後のシリーズ作品にも受け継がれている。
表示能力の向上により、後の移植でアーケード版の縦画面表示を再現することが可能。
特定の敵を破壊することでアイテムが出現するシステムがある。
ゲームの悲劇的なエンディングに関する都市伝説が存在する。
スマートフォン版でもリリースされ、タッチ操作に最適化されている。
2023年には『レイズ アーケードクロノロジー』として再リリース予定。