コンシューマーゲーム大辞典

『修羅の門』は川原正敏による日本の格闘漫画作品。
主人公は陸奥九十九、千年不敗の古武術・陸奥圓明流の継承者。
1987年から1996年まで『月刊少年マガジン』で連載された後、長期休載。
2010年に『修羅の門 第弐門』として連載を再開し、2015年に完結した。
第14回講談社漫画賞少年部門受賞（1990年）。
累計発行部数は3000万部を超える。
物語は日本を舞台に実戦空手との闘いや異種格闘技大会を描く。
第三部でアメリカに舞台を移し、プロボクシングに挑戦。
第四部ではブラジルでの総合格闘技大会を扱った。
読者から否定的な意見が多く、川原は無期限の連載休止を決定。
主人公陸奥九十九は「人殺しの技」の使い手として描かれ、テーマは活人拳との対立。
14年後に再開された「第弐門」では、作品内の時間が3年後から始まる。
作品には多くの格闘家が登場し、彼らとの戦いが物語の中心。
陸奥圓明流は門外不出の格闘術で、全ての技は伝説として語られる。
神武館は実戦空手の流派で、徹心が館長。
表舞台に姿を現した背景には陸奥圓明流の不敗を証明する意図がある。
第弐門でのストーリーは、本作の続きではなく新たな展開を持つ。
陸奥九十九のキャラクターは、格闘家としての実力と人間性が両立されている。
龍造寺舞子は九十九のヒロインで、彼を支える存在として描かれている。
作品は複数のゲーム化され、メディア展開も行われた。