コンシューマーゲーム大辞典

『弟切草』はアドベンチャーゲームで、チュンソフトの処女作。
ホラータッチのストーリーで、オトギリソウをモチーフにしている。
サウンドノベルの第一作で、選択肢によって展開が変わる。
ゲーム内の選択肢によって異なるエンディングがあり、再プレイの価値がある。
スーパーファミコン版とPlayStation版『弟切草 蘇生篇』が存在し、グラフィックやシナリオが向上している。
ザッピングシステムを採用し、視点を切り替えて物語が進行する。
プレイヤーは文字を読みながら選択肢を選ぶスタイル。
背景には森林や洋館が描かれており、臨場感のある音が特徴。
完全なバッドエンドはなく、感動的な結末が用意されている。
ストーリーは二人の主人公が洋館で体験する内容。
脚本は長坂秀佳が手掛けている。
ゲーム内の音は実際の生活音をサンプリングして使用。
プラットフォームとしてスーパーファミコン、PlayStation、携帯アプリ、Wii、Wii Uがある。
ゲームは多くの賞を受賞し、評価も高い。
小説や映画など、関連メディアも展開されている。
「ピンクのしおり」という要素が次回作に影響を与えている。
ゲーム内のキャラクターにはそれぞれの背景があり、物語に深みを持たせている。
開発は当初RPGを予定していたが、トラブルによりサウンドノベルに変更された。
プレイヤーが選択肢を選ぶことによって新しいストーリーを体験できる。
洋館を舞台にした密室劇で、テキストアドベンチャーに要素を加えている。
ゲームはサウンドノベルの新しいジャンルを開拓した意欲作とされている。