コンシューマーゲーム大辞典

『スレイヤーズ』は神坂一による日本のライトノベル。
イラストはあらいずみるいが担当。
シリーズ本編は1990年から富士見ファンタジア文庫より刊行されている。
初回刊行の短編は1989年から月刊ドラゴンマガジンで連載開始。
シリーズの累計部数は2022年1月時点で2000万部を超える。
主人公リナ＝インバースの視点で描かれる一人称小説。
第1回ファンタジア長編小説大賞〈準入選〉を受賞。
本編は2000年に第15巻で完結したが、外伝『スレイヤーズすぺしゃる』は継続連載。
2008年から『スレイヤーズすまっしゅ。』として続編が発表されたが、2011年に連載が終了。
2018年から本編が再開し、16巻『アテッサの邂逅』が発刊された。
シリーズはアニメ、ゲーム、漫画など多様なメディアミックスに展開されている。
「スレイヤーズ」はファンタジーのパロディ的な要素を持つ。
リナの仲間はガウリイ、アメリア、ゼルガディスなど多彩なキャラクターが揃っている。
魔族や魔法を用いるストーリー展開が特徴。
作品は一般層を対象にしたライトノベルの先駆けとされている。
幅広いファン層を持ち、特にキャラクターの個性が評価されている。
世界観はヨーロッパを基にしたファンタジーで、魔法が日常的に存在する仕組み。
独特な魔法体系やキャラクター設定が人気を集めている。
語り口調は読者を引き込む構造になっている。
リナの旅行や冒険を通じた成長もストーリーのテーマとなっている。