コンシューマーゲーム大辞典

『パンツァーフロント』はエンターブレイン販売の戦車戦シミュレーションゲームシリーズ。
舞台は第二次世界大戦のヨーロッパ。
シリーズには3作品があり、各年に発売された：1999年『PANZER FRONT』、2001年『PANZER FRONT bis.』、2004年『PANZER FRONT Ausf.B』。
プレイヤーは戦車を操作し、シナリオごとの勝利条件をクリアすることが目的。
シナリオにはストーリーやキャラクターは設定されていない。
ゲームは独・米・ソの視点で複数のシナリオを提供。
フリーモードにより敵味方の戦車設定が自由。
プレイ中、現実に沿ったリアルなダメージ計算を採用。
自車両は1人で管理し、他の役割はCPUが担当。
状態異常（主砲やキャタピラ破損）による戦闘効果も存在。
いくつかの戦車は実在しない架空戦車が登場。
bis.では14両の新戦車追加、マップの追加と新モードが搭載。
Ausf.Bはアフリカ戦線が中心で、枢軸国と連合国の両陣営をプレイ可能。
グラフィック向上も見られ、多人数戦・戦略的プレイが可能。
評価の低い点には登場車種の少なさやリアルさが挙げられる。
ゲーム内のバグや設定ミスも問題視されている。
各作のマップは実際の戦場を元にした設定。
プレイヤーは架空シナリオで日本を舞台にした戦闘も体験可能（串良シナリオ）。
柔軟なプレイスタイルと多様な戦車選択が魅力の一つ。