コンシューマーゲーム大辞典

『逢魔が時』は2001年に発売されたPlayStation用のサウンドノベルアドベンチャーゲーム。
キャッチコピーは「和風ホラー・ノベル」で、シナリオはSFと江戸時代の妖怪や民間信仰を題材にしている。
作品は6本のシナリオから成り、結末ごとにシナリオが変わる「続編シナリオシステム」を採用している。
ゲームは1周目クリア後、2周目も同じ順番でプレイしなければならない。
続編『逢魔が時2』は前作の結末から始まり、詳細なストーリーが展開される。
『逢魔が時2』では前作のセーブデータを読み込むことでストーリーを引き継げる。
『逢魔が時プレミアムFANディスク』には前日譚やパズルゲームが収録されている。
主人公・辰岡勇太郎は現代から江戸時代にタイムスリップし、自らの記憶を取り戻す。
各シナリオには老人や妖怪などさまざまなキャラクターが登場し、物語が展開される。
プレイヤーはキャラクターとの関わりを通じて、江戸時代の風俗を知ることができる。
逢魔が時のエンディングを全て見ることで、特典映像を閲覧できる。
ゲームの評価は『ファミ通』で24点となっている。
作品の原作・脚本は谷登志雄が手掛けている。
ゲームは幾つかのシナリオに分かれており、それぞれのエピソードが独立しているが、ストーリーが全体として繋がっている。
各エピソードでは特定の怪奇現象がテーマになっている。
プレイヤーの選択によって物語の流れが影響され、再プレイの価値が保たれている。
作品内には一部、詳細に解説されない用語や文化が含まれている。
江戸時代の特定の時期が背景に設定されており、江戸の風景や文化が描写されている。
プレイヤーはキャラクターを自由にカスタマイズすることが可能である。
全体的に冒険とミステリーの要素が強調されている。