ファミリーコンピュータ

ファミリーコンピュータ
概要
ファミリーコンピュータ(Family Computer)、通称ファミコン(Famicom)は、任天堂が1983年7月15日に日本で発売した家庭用ゲーム機です。日本国外では「Nintendo Entertainment System」(NES)として知られています。当初の発売価格は14,800円でした。
開発背景と成功
ファミコンは、携帯型ゲーム機「ゲーム&ウオッチ」の成功から得た利益を基に開発されました。当時、家庭用ゲーム機市場において最多の出荷台数を記録し、日本では「ファミコンショップ」という言葉が生まれるほど一般的な存在となりました。
発売と沿革
1983年の発売以降、数々の進化を遂げました。1986年には「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」が登場し、1993年にはAV端子仕様の新モデルが発表されました。2003年に本体の生産が終了し、2007年には公式修理サポートも終了しました。
出荷台数
ファミコンの累計出荷台数は、日本国内で1,935万台、アメリカで3,400万台、全世界累計で6,191万台に達しました。
開発の経緯と技術
ファミコンは、『ドンキーコング』が家庭で遊べる性能を目指して開発されました。開発コードネームは「テレビゲーム」や「ヤングコンピュータ」と変遷し、最終的に「ファミリーコンピュータ」となりました。開発の要点としては低価格設定、多彩なソフト提供、デザイナーの重視、観て楽しめる映像、簡易な操作性が掲げられました。
ハードウェアとソフトウェア
ファミコンのコントローラーは十字キーと2つのボタンを持ち、後のゲーム機の標準となりました。カセットは様々な形状や色があり、大容量のものも登場しました。音源やグラフィック性能も高く、当時のアーケードゲームと遜色のない表現力を持ちました。
評価と影響
ファミコンはゲーム業界に多大な影響を与え、2023年には「日本ゲーム大賞2023」の経済産業大臣賞を受賞しました。また、そのデザインや操作性は、後のゲーム機にも大きな影響を与えました。
発売日
販売価格
14,800
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
12,800
開発元
任天堂
種別
据置型ゲーム機
世代
第3世代
国内売上数
19,350,000
世界売上数
61,910,000
販売されたソフトの世界総売上数(公式)
500,010,000
販売されたソフト数 *1
1,383
ソフト国内総売上数 *2
56,159,900
ソフト世界総売上数 *2
217,810,000
*1 サイトに掲載している数 *2 サイトに掲載している販売数のわかっているソフトの合計

発売されたソフト一覧

基本情報
売上本数
発売日
価格