ゲームボーイアドバンス

メダロットG クワガタバージョン

更新日 2025/05/08
メダロットG クワガタバージョン
売上本数はカブト・クワガタ累計
『メダロットG クワガタバージョン』要約(GBA)
発売日:2002年7月19日、GBA向けにスマイルソフトより発売
ジャンル:シリーズ初の「2on2対戦アクション」形式に挑戦した異色作
舞台:『メダロット5』と同じ「すすたけ村」が再登場、続編的位置づけ
主人公:『5』のコイシマルが再登場し、新たな事件に巻き込まれる
ゲーム構造・システム
マップ移動なし:ステージ選択式。RPG的な探索要素は存在しない
リーダー操作のみ:プレイヤーは1体のメダロットを操作し、もう1体はAIが制御
戦闘は2vs2固定:常に2体で戦うが、AIの性能にはムラがあり指示は作戦パネルで制御
セッティング自由度:頭・左右腕・脚部の4パーツ+メダルの組み合わせが基本
パネルシステム:AI行動を決める「作戦パネル」は571,456通りの組み合わせ可能
セッティング中の性別変更可:性別による能力差はなし(見た目だけ)
クワガタバージョンの特徴
攻撃傾向:カブト版が防御や射撃主体なのに対し、クワガタ版は近接・格闘型が多い
難易度高め:接近戦ゆえに被弾リスクが高く、反応や立ち回りの腕が問われる
爽快さ重視:コンボやノックバック演出が多く、アクション性に特化
評価点
スピーディーな戦闘:1戦3分の制限付きで、テンポが良くプレイしやすい
脚部ごとの動作:車両型や飛行型など、移動モーションに個性がある
BGMの質が高い:ステージごとに異なる曲、イベント戦では専用曲もあり
問題点・惜しい点
機体数が過去最少(38体):選択肢が少なくカスタマイズの幅も狭い
ボリューム不足:ストーリーは薄く、ひたすらロボトルを繰り返す構成
戦闘バランスが悪い:パーツ破壊のランダム性が強く、理不尽展開も
AI制御の粗さ:作戦パネルがうまく機能せず、味方が無駄行動をすることも
隠し要素の開放が面倒:通信対戦や対戦回数が条件で出現率も低い
総評
挑戦作だが調整不足:新しいジャンルへの試みは評価できるが、完成度は低め
格闘寄りのクワガタ版は上級者向け:操作と回避の技術が問われるためやや上級者向き
メダロット5の続編と期待すると落差あり:ボリュームや演出面で期待外れに感じる可能性も
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
6,090
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
3,150
国内売上数
46,358
世界売上数
0