コンシューマーゲーム大辞典

『サンダーフォース』はテクノソフトが1983年に開発したシューティングゲームシリーズである。
シリーズは『サンダーフォース』から始まり、主にセガ製のハードウェア向けに展開。
1988年に『サンダーフォースII』がX68000用として登場、後にメガドライブに移植された。
『IV』、そして『V』ではセガサターンに移植され、好評を得た。
シリーズの物語は架空の宇宙戦記として描かれ、銀河連邦とオーン帝国の戦争を中心に展開。
各作はプラットフォームの違いによりアレンジされ、ゲームシステムが異なる場合がある。
ショットの変更や武器の装備ができる独自システムが特徴。
『サンダーフォースV』ではポリゴン描画が採用され、派手な演出が増加。
複数の武器や特殊攻撃、操作モードの切り替えが可能である。
シリーズ累計売上は100万本を超える。
2016年、テクノソフトのIPがセガに取得され、その後はセガが移植作を販売。
2018年に『IV』の移植作がリリースされた。
シリーズの評価は賛否があり、多くのメディアで取り上げられている。
シリーズの続編『サンダーフォースVI』は2016年に発表。
音楽はシリーズごとに異なり、著名な作曲家が関わっている。
シリーズ作品には様々なキャラクターや兵器が登場し、物語背景が詳細に設定されている。
アーケード展開は限られており、2019年に『サンダーフォースIII AC』がリリースされた。
グッズ展開もあり、テクノソフトは過去に通販業務を行っていた。
シリーズに関連する同人作品やパロディも存在する。
テクノソフトがゲーム開発から撤退した後も、シリーズのファンベースは存続している。