PlayStation

スタジオP

更新日 2025/07/22
スタジオP
メインは音楽作成ツールだが、多機能なツール集として構成
前作『動画でパズルだ!プップクプー』の続編的立ち位置
パッケージや知名度は地味で、ワゴン常連のマイナーソフト
■ 音楽作成ツール(メイン機能)
メロディ9+リズム1の10トラック構成シーケンサー搭載
同時発音数は20、音色は140×6バンクの膨大な種類
グリッド表示の五線譜に音符を直接入力、鍵盤入力も可
音符ごとにパン、ゲート、ベロシティ、ピッチ調整可能
コピペ、ループ、アンドゥ対応、ミキサー管理可能
リバーブ装備、DEPTH調整可能
ネジコンでリアルタイムピッチベンド(ワーミーペダル風)
音色をPSメモリに読み込む方式で、譜面試聴の遅延なし
当時の安価なシーケンサーやDTMソフトより実用的で快適
DTM初心者の入門にも向く本格的かつ直感的なUI
■ その他ツール・遊べる要素
ペイントツールでイラストやアニメ作成も可能
作ったイラストをパズル化、BGMに自作曲を使える
パズルゲームは収録されているが内容は凡庸・退屈
ネジコン使用の「雑巾絞りゲーム」は地味にハマる
陶芸シミュレーション搭載、土の配合→形成→焼成まで可能
焼いた壺は3D表示で鑑賞可能
焼成時は和室が業火に包まれる演出があり、妙にシュール
■ レビューでの高評価ポイント
音楽ツールは当時としては家庭用ゲーム機最高レベルの完成度
他社ソフトより使いやすく、ストレスフリーで作業可能
音楽・イラスト・パズルが一つのソフトで完結する多機能性
完成した曲や壺を保存して自己満足できる達成感
中古・ジャンクなら格安で手に入り、コスパが高い
■ 評価の分かれる点
方向性が雑多でまとまりがなく奇ゲー扱いされることも多い
パズルゲーム部分はメインではなく、むしろオマケ扱い
完全に自己満足ソフトで、人に見せる用途は薄い
■ 総評
PS1の隠れた名ツールソフトで、音楽作成や簡単なクリエイティブ作業を楽しみたい人向け
ゲーム性よりツール寄りで、ハマる人は一生遊べるが、興味ない人は即売るタイプ
「俺の料理」や「おといれ」などの変わり種ツールゲーが好きな人向け
要するに、パズルや陶芸はオマケで、本命はPS1史上最強クラスの音楽ツール。作曲や創作が好きなら超おすすめ。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
6,380
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
1,400
ハード
PlayStation
ジャンル
パズル / プログラミング・ゲーム開発 / 音楽
シリーズ
開発元
アジェンダ
発売元
アジェンダ
国内売上数
0
世界売上数
0

駿河屋価格チャート

※箱説付き金額を優先
※価格取得は2週ごとに行います

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