PlayStation

ベルトロガー9

更新日 2025/11/15
ベルトロガー9
■ 基本情報
元気が開発し、プレイステーション用として1996年11月15日に発売。
ジャンルは3Dアクションシューティング(メカFPS寄り)。
定価は税別6300円で、後にPS one Booksの廉価版も発売。
CERO B(12歳以上対象)はゲームアーカイブス版でのレーティング。
2008年にゲームアーカイブスで配信され、現在もダウンロード購入が可能。
■ ゲーム内容
元気の「キリーク・ザ・ブラッド」シリーズの流れをくむステージクリア型メカFPS。
舞台は資源採掘コロニー「ベルトロガー9」で、救難信号後に沈黙した施設を調査する。
主人公は統合宇宙軍のパトリック・サルー軍曹で、機動歩兵「ブロンクス」に搭乗。
αチーム半数撃墜、βチームほぼ全滅という惨状から物語が始まるホラーテイストのSF。
各ステージでフロア専用キーを探索し、ゲートにセットして次フロアへ進む構成。
探索と戦闘が密接に絡む、ダンジョン探索型の3Dアクションとして仕上がっている。
■ システム・攻略要素
ブロンクスは人型機動兵器で、ジャンプとブースターによる三次元機動が可能。
機体エネルギーを消費して完全無敵バリアを展開でき、狭い通路やミサイル対策に必須。
武器はライフル、レーザー、ミサイル、ランチャ、戦術核「ドーゲン」の5カテゴリに分類。
ステージ内の兵器保管庫を探索して新武器を入手し、同カテゴリ内でも特性の異なる銃を使い分ける。
武器強化アイテムWPAで攻撃力を段階的に上げ、最大レベルまで上げると約2倍の火力になる。
耐性強化アイテムSAPUで特定属性ダメージを軽減し、最終的にはバリア無しでも無効化可能。
回復系や補助系アイテムは全てステージ持ち越しで、使い過ぎると後半で枯渇するため計画的運用が重要。
オプションユニットを最大6枠に装備でき、レーダー、赤外線スコープ、耐久値表示、機動力強化などで機体性能をカスタマイズできる。
全22ステージ構成で、集荷場、公園、居住区、ドックなど、同一コロニー内でも多彩なロケーションとギミックを用意。
ストーリー進行と共にログやレコードカードで事件の全貌や住人の最後の記録が読め、探索の動機付けとヒントの役割を兼ねる。
クリア後は周回プレイが可能で、WPA強化や一部耐性を引き継ぎ、強化済み武器でサクサク遊べる。
■ 音楽・サウンド・声優
BGMは重く暗い曲調で、無人コロニーの不気味さや閉塞感を強く演出。
ボス戦ではテンポを上げつつもダークな雰囲気を崩さないサウンド設計。
ラスボス戦のみメインテーマを織り込んだ「熱い」曲調となり、クライマックス演出として印象に残る。
■ 評価
当時としてはグラフィックの質やフレームレートが高水準で、処理落ちの少なさも評価されている。
三次元機動、練られたSFミステリー、ログ演出による世界観構築など、トータルの完成度は高く「PS前期の良作」として語られる。
一方で操作の複雑さやランチャ系武器の扱いにくさ、ピックマン症候群など設定のオカルト寄りな説明は好みが分かれるポイント。
■ 総評
暗くハードな雰囲気と探索重視のゲーム性を備えた、PS初期のメカFPSの隠れた完成形の一つといえるタイトル。
派手さや分かりやすさよりも、重厚なSFストーリーとロボット探索アクションを味わいたいコアゲーマー向けの名作として再評価されている。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
6,380
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
840
ハード
PlayStation
ジャンル
アクションシューティング
シリーズ
開発元
元気
発売元
元気
国内売上数
0
世界売上数
0

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