コンシューマーゲーム大辞典

メディアワークスは1992年から2008年まで存在した日本の出版社。
主に「電撃」ブランドでゲーム雑誌、漫画雑誌、ライトノベルを出版。
キャラクターを利用したゲームソフトや商品開発も行っていた。
2008年にアスキーと合併しアスキー・メディアワークスに社名変更。
同年、KADOKAWAに吸収合併されブランドカンパニー化。
設立時は角川書店からの独立だが、社員はほぼ全員移籍。
電撃文庫が1993年に創刊され、多くの人気作家が参加。
電撃ネットワークをイメージキャラクターとして運営。
メディアワークスは出版物を主婦の友社に営業委託。
2002年に角川書店の子会社となる。
2004年、エンターブレインとの業務重複の問題発生。
低い返本率を実現する販促支援システムを導入。
2004年に一般文芸向けの単行本レーベルを設立し、成功を収める。
2008年、アスキーと合併後にISBNの出版社コードを変更。
豊富な雑誌ラインナップで数々のヒット作を輩出。
様々なジャンルに特化し、その後ライトノベルやコミックに重点を置く。
角川書店での事件がメディアワークスの形に影響を与えた。
主要な成功作には『図書館戦争』や『よつばと!』などがある。
系列の雑誌が多く、競合が存在したため編集体制に工夫が必要だった。
メディアワークスの創刊はマーケティング戦略の一環として行われた。