コンシューマーゲーム大辞典

『スタートレック』はジーン・ロッデンベリーによるSFテレビドラマシリーズで、1966年に初放送された。
フランチャイズには8本のテレビドラマ、3本のテレビアニメ、13本の映画がある。
作品はハードSFやスペースオペラ、コメディーなど多様なジャンルを含む。
ジーン・ロッデンベリーが理想の未来像を描きつつ、社会問題をSFで提示した。
宇宙船や宇宙ステーションで活動する地球人や異星人が登場し、困難を克服しながら未知の生命体と交流するストーリー。
戦争や貧困のない理想的な世界として描かれ、貨幣経済は廃止されている。
地球は「地球連合」と呼ばれる統一政府に統治され、惑星連邦を形成。
宇宙艦隊が銀河系の探査や外交、治安維持などを行う。
銀河系内には侵略的な星間国家との摩擦が描かれている。
フランチャイズはマルチバースの概念を取り入れている。
映画第11作以降は「ケルヴィン・タイムライン」という異なる時間軸を描くリブート作品がある。
2009年からリブート映画の制作が始まり、テレビドラマが製作されない時期が続いた。
2017年に『スタートレック:ディスカバリー』が配信され、フランチャイズが再活性化。
新たなスピンオフ作品として『スタートレック:ピカード』や『スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』が製作されている。
有名なファン運動によりスペースシャトルの名前を「エンタープライズ」とすることが決定された。
フランチャイズのファンは「トレッキー」または「トレッカー」と呼ばれている。
CBSが版権を管理し、公式な映像作品として様々な媒体で展開されている。
小説やゲームも多く出版され、ファンの支持を受けている。
2024年現在、Paramount+では過去の全作品が配信中。
科学考証でNASAとの関係が深い。