コンシューマーゲーム大辞典

『ストリートファイター』は1987年に稼働したカプコンの2D対戦型格闘ゲームで、シリーズの第1作。
ディレクターは西山隆志で、先に『スパルタンX』をデザインした。
アーケード版は6ボタン配置で、ボタンを押した強さで攻撃を調整する仕組み。
第1作は大ヒットしなかったが、1991年に発表された『ストリートファイターII』が爆発的な人気を得た。
シリーズ全体で5400万本以上が販売されている（2024年3月31日時点）。
主要キャラクターは隆（リュウ）と拳（ケン）。彼らは世界中の強敵と戦う格闘家としての旅を描く。
ゲームはラウンド制で、体力ゲージを減らし合い勝者を決定する。
筐体はアップライト型とテーブル型が存在し、それぞれ操作方法に若干の違いがある。
技には弱・中・強の3段階があり、キャラクターごとに必殺技を持つ。
基本的に対人対戦がメインで、他のプレイヤーの乱入も可能。
ボーナスステージもあり、操作技術を試す場面が含まれる。
コンソールへの移植や関連商品展開が行われるなど、メディアミックスも豊富。
2021年にはシリーズの版権がカプコンに戻った。
ストリートファイターのキャラクターはさまざまなメディアに登場し続けている。
シリーズの15周年や30周年など、記念イベントや商品展開が行われている。
各主要キャラクターの詳細なバックストーリーが設定されている。
劇場版やアニメ化、コミック化もされており、幅広いファン層を獲得。
進化した対戦方式や新たなキャラクターの追加により、ゲームは進化を続けている。
プレイヤー間での競技性が高く、多くの大会やコミュニティが存在。
作品によっては、他のカプコンゲームのキャラクターも参戦。