コンシューマーゲーム大辞典

『ダライアス』は1987年にタイトーから稼働した横スクロールシューティングゲーム。
特殊な筐体で3画面を連結し、ボディソニック機能やボリューム調整可能なヘッドフォン端子を装備。
各ステージの最後には水棲生物をモチーフにした巨大戦艦ボスが登場。
全26ステージ中7ゾーンをクリアするとエンディングに到達。
ゲームの操作は8方向レバーと2ボタンによる自機の操作。
パワーアップアイテムには3種類があり、色分けされている。
ボス戦での警告音とメッセージ表示は初めての演出で、ダライアスの特徴となっている。
画面内の敵をすべて消滅させるボーナスアイテムが存在。
2人同時プレイが可能だが、プレイヤー同士がぶつかると動けなくなる。
プレイヤーの選択による分岐ステージ構成があり、難易度や進行ルートの戦略が可能。
ゲームの音楽は小倉久佳が作曲し、後のダライアスシリーズにつながる要素が多い。
エンディングは選択した最終面によって異なる複数の結末が存在。
ボスキャラクターのデザインは海洋生物に基づいており、後のシリーズに引き継がれた。
シューティングゲームのパワーアップシステムが充実しており、ミスを重ねると難易度が上がる。
現在もゲーム好きやオールドゲーム愛好者の間で人気が高い。
音声出力やメディアの仕様はゲームごとに異なるが、オリジナル版の特徴は残されている。
さまざまな家庭用ゲーム機やアプリへの移植があり、時代を超えて楽しまれている。
全体的にアーケードゲームの革新を象徴する作品で、当時としては画期的なビジュアル表現とサウンドが特徴。
ダライアスシリーズは多くの続編を生み出しており、歴史的な意義を持つ。