コンシューマーゲーム大辞典

『DEMENTIUM 閉鎖病棟』は、Renegade Kidが開発したニンテンドーDS専用のサバイバルホラーFPS。
2007年10月に欧米で発売された「DEMENTIUM: THE WARD」のローカライズ版。
日本ではインターチャネル・ホロンが販売。
ゲームの舞台は廃墟となった病院で、異形の敵との戦闘が描かれる。
2015年にはリメイク版としてニンテンドー3DS版『DEMENTIUM: REMASTERED』が配信。
2008年9月、日本精神科病院協会が販売差止めを求める抗議文を提出。
抗議の理由は、ゲームが精神疾患を持つ患者を怪物扱いしているため。
インターチャネル・ホロンは公式コメントを発表し、タイトルを『Dementium』に修正する意向を示した。
公式の進展はその後見られなかった。
2010年9月には続編『Dementium II』の日本語版が発売されたが、邦題は「閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-」となっている。