コンシューマーゲーム大辞典

『エッガーランド』はハル研究所による固定画面型アクションパズルゲーム。
基本ストーリーはエッガー大王に囚われた王女ララを救出するために王子ロロが冒険する。
ゲームは部屋単位でステージをクリアする形式。
『エッガーランド』シリーズは11作が発売されている。
各部屋には「ハートフレーマー」を全て収集し、宝箱を開けることでクリアとなる。
敵の攻撃をかわしたり、敵を利用してアイテムを集める要素がある。
「エッガーショット」は敵を玉子に変える能力で、玉子は特定の効果を持つ。
特定の部屋でハートフレーマーを一定数集めることで「パワー」を使用可能。
「半ブロックずらし」というテクニックが重要で、敵の攻撃を効率よく防げる。
主人公ロロは青い体、囚われた王女ララは赤い体でリボンをつけている。
歴代の敵キャラクターには様々な特性がある。
初リリースは1985年のMSX用ソフト『エッガーランド ミステリー』。
続編やスピンオフも多数存在し、多様なハードで展開された。
Windows版ではユーザ製作のオリジナル面データの機能があった。
ハル・コーポレーションは2002年に解散、販売停止となった。
一部タイトルは現行のバーチャルコンソールで入手可能。
海外では『Adventures of Lolo』としてシリーズ展開がされている。
『星のカービィ』に登場するキャラクターは本作のキャラクターからインスパイアを受けている。