コンシューマーゲーム大辞典

ゲーム概要
月刊少年ジャンプ連載『ドラゴンドライブ』のゲーム化作品
原作のVRバトル世界「ドラゴンドライブ」が舞台
プレイヤーは主人公としてドラゴンと共に戦う
主人公はオリジナルキャラ、名前・性格診断で最初のドラゴン決定
原作キャラは登場するが登場頻度は低め
バトル・システム面
クォータービューのシミュレーション形式
EP（エネルギーポイント）を使って特技を発動
ドラゴンに乗る「ライド」システムあり（ステータス上昇）
通常攻撃は隣接マスのみ、戦術が単調になりやすい
ミス率が高く、戦闘が泥仕合になることも
主人公が戦闘不能になると敗北
ゲノムラボ（育成・強化要素）
アイテムや特技、ドラゴン自体を遺伝子コードで改造可能
HP回復やEP回復などの効果も書き換えで強化可能
特技の付け替えが可能で戦略の幅が広がる
素体からのドラゴン生成、Lv1育成で最強育成も可能
「SPD」重視のバランス（回避・命中・行動順に関係）
ストーリー・世界観
前半はPvPメイン、後半は「裏球編」でシリアス展開へ
「裏球」では敗北＝ゲームオーバーの緊張感ある戦闘
ストーリー進行は単調で、序盤のテンポが悪い
主人公の存在感が希薄で感情移入しづらい
その他特徴・評価
グラフィックや動作はPS1後期作品として及第点
やりこみ要素：ドラゴン収集・ゲノム改造・育成
対戦PvPモードありだがバランス面に難あり
原作未読プレイヤーにもプレイ可能だが、理解は浅めに
レビュー評価は賛否分かれるが、熱心なファン向け
総評：
育成・改造システム「ゲノムラボ」による自由度の高い強化が本作最大の魅力。バトルバランスやストーリー演出に難はあるものの、コアなファンや収集育成好きには楽しめる一作。じっくりプレイしたい人向け。