コンシューマーゲーム大辞典

原作：武論尊・原哲夫の人気漫画が原作
ジャンル：アドベンチャー＋アクション系バトル
プレイ人数：1人
セーブ機能：あり
ゲーム内容・システム
原作の「その後」を描いたオリジナルストーリーが展開
ケンシロウを操作し、各地を歩き回りながらイベントや戦闘をこなす
バトルは連打が主体でアクション性は単調
雑魚敵との戦闘頻度が高く、移動のテンポが悪い
サターン版と異なり、ケンシロウのマップ移動が簡略化（歩き演出カット）
ストーリーと演出
サウザーに子供がいるなど、原作改変・捏造レベルの展開が含まれる
敵キャラは原作で死亡したはずのキャラも多数復活
ファン視点では“原作崩壊”の批判が強い
登場人物の年齢や設定に時系列的な矛盾が多い
ラストボス「ゼンオウ」は非常に強く、連射コントローラ推奨レベル
評価・不満点
グラフィックやアニメ演出は「専門学校レベル」と酷評
一部キャラがコピペのようなグラで再利用されている
移動中の演出（散歩パート）が冗長と批判
総プレイ時間は短く、ボリューム不足
音質や演出がチープで、没入感に欠ける
ユーザー評価
Amazon評価は★2.6（レビュー数7）と低評価
特に北斗ファンからは「黒歴史」と酷評されがち
一方で「ネタとして楽しめる」「珍ゲーとして面白い」との声も
「バカゲー」「クソゲー」的な魅力を感じる層も一部存在
中古価格が安いため、話のタネには良いという意見もあり
まとめ
原作ファンにはおすすめできない内容
設定・展開・バトル全てにおいて粗が目立つ
ネタ枠・珍作として割り切れる人向けのタイトル
北斗の拳ゲームとしては異色作、ギャグ寄りで期待すると裏切られる
要約すると、「愛ゆえに、ファンほど怒る」作品。北斗ファンが多いほど、辛口になりがちなPS1版の迷作です。