コンシューマーゲーム大辞典

『俺に働けって言われても』はイースマイルが開発・販売したコンピュータRPG。
2012年4月24日にPSP向けのダウンロードソフトとして配信開始。
主人公は引きこもりで、冒険者を雇ってダンジョンを探索させ、アイテムを売却して収入を得る。
ダウンロード専売ながら販売本数は3万7千本を超えた。
2013年4月24日にリメイク版『乙』が発売。
『乙』の名称には「見た目が『2』に見える」などの意味がある。
システムの見直しやインターフェースの操作性改修を行った。
2014年3月26日に『乙 HD』がPS Vita向けに発売。
ゲームは4つのパートから構成される。
各パートには自室での行動設定、冒険者のスケジュール設定、冒険者の行動、結果確認がある。
月初めには家賃の支払いがあり、支払えないとゲームオーバー。
開発元イースマイルはゲーム開発系の人材派遣会社。
プロジェクトには約10ヶ月かかり、会社からは時間を短縮するよう指示された。
吉田尚幹ディレクターはまだやり残したことがあると感じ、『乙』が制作された。
2014年3月11日時点で本編37，000本、ダウンロードコンテンツ150，000本以上の販売。
『電撃PlayStation Vol.517』では高評価を得た。
ダウンロード専用ソフトのランキングで第4位にランクイン。
ユーザーからの意見を反映できるように、『2』の制作は考えなかった。