コンシューマーゲーム大辞典

『パイロットウイングス』は1990年に任天堂が発売したスーパーファミコン用スカイスポーツ・シミュレーションゲーム。
続編として『パイロットウイングス64』（1996年）と『パイロットウイングス リゾート』（2011年）が登場。
主人公は「フライトクラブ」に入会し、ライトプレーン、スカイダイビング、ロケットベルト、ハンググライダーの4種目に挑戦。
スーパーファミコンのMode 7技術を利用し、擬似的な3D環境を表現。
各フライトエリアで異なる課題をこなすことで得点を獲得し、ライセンスを取得する。
合計点が規定の点数に達すると次のエリアへ進む。
最終エリアでは教官が麻薬シンジケートに囚われ、攻撃ヘリコプターのミッションが課せられる。
EXPERTモードでは難易度が上昇し、気象条件が変化。
各種目の採点は時間、精度、進入角度など多岐にわたる。
教官のセリフやコメントがゲーム内に反映される。
ゲームはスーパーファミコンの新機能をPRするために開発された。
開発は任天堂情報開発本部、プロデューサーは宮本茂。
ゲームはシルバー殿堂入りの評価を受けた。
グラフィック処理にDSP-1を使用し、滑らかな映像を実現。
各フライトエリアは特定の地形や風の条件を持ち、プレイスタイルが変わる。
教官には個性的なキャラクターが多く、役割が分かれている。
スカイスポーツの楽しさを体感できるゲームデザイン。
ボーナスチャンスでは特定の条件を満たすことで高得点を狙える。
ヘリコプターのミッションでは地対空砲撃を避ける必要がある。
シューティングゲーム要素も含まれるエクストリームな展開。
スーパーファミコンの強みを活かしたグラフィック技術。