PlayStation

ピンボールファンタジーズDX

更新日 2025/10/25
ピンボールファンタジーズDX
元作品:スウェーデンのDigital Illusions(後のDICE)がAmiga向けに開発した『Pinball Fantasies』の移植
開発:イギリスのSpiderSoft、販売:21st Century Entertainment経由
日本ではVAPがPS1向けにローカライズして発売
■ ゲーム内容
海外で高評価を得たピンボールゲームの移植版。
実際のピンボールの挙動を再現したリアルな物理シミュレーション。
球の動きや台の反射が滑らかで、縦スクロール方式の画面構成を採用。
テーブルは計8台収録(ファンタジーズ4台+マニア4台)。
初期状態では4台のみ選択可能、残り4台はスコア達成で解禁。
最大8人までのスコア競争が可能。
「ティルト」機能を搭載し、台を揺らしてボールの軌道を調整可能。
日本語で各テーブルのルール解説があり、初心者にもわかりやすい。
テーブル例:Party Land/Speed Devils/Billion Dollar/Stones ‘n Bones など。
後半4台(EXTRAテーブル)は隠しコマンド入力でも解放可能。
■ システム・攻略要素
ボール数(3球または5球)と難易度(3段階)を選択可能。
フリッパー操作や反射角の精度が高く、実機感覚のプレイが可能。
画面は縦方向に3段分ほどスクロールし、台全体を見渡せる。
スコアランキング制で、全テーブルのトップを取ると全台解放。
EXTRA台の解放方法(コマンド入力):方向キー「上・右・下・左」→「START」で「LET'S START」と音声が流れる。
■ 音楽・サウンド・声優
サウンドはオリジナルのAmiga版を踏襲した電子音中心のBGM。
テーブルごとに異なるテーマ曲があり、レトロ感のあるチップチューンサウンド。
効果音(バンパー音・フリッパー音・ティルト音)も再現度が高い。
■ 評価
当時としてはリアルな挙動と多彩なテーブル構成が高評価。
一方でグラフィックの地味さや縦スクロールによる見づらさが難点とされた。
■ 総評
実機志向の硬派なピンボールシミュレーターであり、派手さよりも挙動のリアリティを重視。
日本語でルールを理解できる貴重な国内版として価値が高い。
PS1の性能を活かしきれてはいないが、Amiga版の忠実移植としては完成度が高い。
当時のピンボール愛好家からは「静かな名作」「取扱説明書も資料的価値あり」として再評価されている。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
6,380
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
3,240
ハード
PlayStation
ジャンル
ピンボール
シリーズ
開発元
発売元
バップ
国内売上数
0
世界売上数
0

駿河屋価格チャート

※箱説付き金額を優先
※価格取得は2週ごとに行います

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