コンシューマーゲーム大辞典

『パックマン』は1980年5月22日にロケーションテストが開始され、同年7月に発売されたアーケードゲームである。
開発者は岩谷徹であり、シンプルで誰でも楽しめるゲームデザインが特徴。
パックマンは4方向レバーで操作し、迷路内でドットを食べることが目的。
迷路には4匹のモンスターが存在し、パックマンを追いかける。
モンスターはそれぞれ異なる性格と動き（オイカケ アカベイ、マチブセ ピンキー、キマグレ アオスケ、オトボケ グズタ）を持つ。
パワーエサを食べるとモンスターは青色に変わり、パックマンから逃げる「イジケモンスター」になる。
ゲームの進行に応じてラウンドが増え、難易度が上がるがラウンド21以降は難易度が一定。
パックマンがモンスターに捕まるとミスとなり、残数がなくなるとゲームオーバー。
パックマンが初めて実績としてパーフェクトゲームを達成したのは1999年7月3日。
ファミコンやWii向けに移植版が登場し、様々なプラットフォームでプレイ可能。
パックマンは日本だけでなく海外でも大ヒットし、アメリカでは『ミッキーマウス』に匹敵する人気を誇った。
アニメやキャラクター商品とのコラボレーションで新たな展開がされている。
1984年には著作権侵害を巡る「パックマン事件」が発生。
グーグルのロゴで遊べるパックマンが発表され、一大話題となった。
2020年には40周年を記念して様々な新作ゲームやプロジェクトが発表されている。
最近では『スーパーロボット大戦』など他の作品にも登場。
就業界では「パックマン」として認知され、親しみやすいキャラクターとして位置付けられている。