コンシューマーゲーム大辞典

『ハットトリックヒーロー』は1990年にタイトーがリリースしたアーケード用サッカーゲーム。
北米・欧州で異なるタイトル（Hat Trick Hero、Football Champ）で稼働。
第5回ゲーメスト大賞で年間ヒットゲーム20位を獲得。
プレイヤーは世界8か国から1国を選び、エースストライカーを選択。
試合は制限時間内に相手より多く得点して勝ち進む。
負けや同点で選手の体力がなくなるとゲームオーバー。
7カ国に勝利すると優勝し、エンディングを迎える。
簡単な操作でテクニックが発揮可能。
ラフプレイが特徴で、審判の前で行うとファウル。
フルスタミナでのファウルは3回までで、退場となる。
リフティング、連続パス、ダイレクトシュートが可能。
ボール非所持時にも相手選手への攻撃が可能。
選手の顔データは当時の人気選手を基にしている。
海外版には設定変更オプションがあり、色変更が可能。
スーパーファミコン版は1993年に評価され、ゲーム通信簿で21.94点。
続編として『ハットトリックヒーロー’93』や『ハットトリックヒーロー2』がリリースされた。
ゲームデザインにはタイトーの数名のスタッフが関与。
アーケード版とスーパーファミコン版で異なるデザイン要素が存在。
複数の機種に移植された。