コンシューマーゲーム大辞典

『スパイvsスパイ』は1984年に発売された対戦アクションゲーム。
ゲームはアメリカの『Mad』誌のコミックを基にしている。
1人プレイと2人プレイが可能で、白のスパイ（WHITE）と黒のスパイ（BLACK）を操作する。
プレイヤーはアイテムを集め、制限時間内に脱出することが目的。
ゲームは固定画面でマップは迷路のように構造されている。
アイテムは「設計図」「パスポート」「お金」「鍵」の4種類。
アイテムを運ぶためには「カバン」が必要。
移動以外にも罠を仕掛けたり、相手を妨害したりできる。
死亡すると制限時間が減少し、行動不能になるペナルティがある。
5種類の罠が存在し、解除アイテムも用意されている。
戦闘モードで相手スパイを直接攻撃できる。
移植版はファミコンやセガマークIIIなど多数存在。
日本版ではキャラクターに独自の名前が付けられた。
ゲームの評価は高く、プレイヤーの性格を反映する点が支持された。
続編やリメイクも多く制作されている。