コンシューマーゲーム大辞典

クロックタワーシリーズはヒューマンが開始したホラーゲームシリーズ。
創始者は河野一二三で、一作目の舞台は時計塔をシンボルにしている。
サンソフトがヒューマン倒産後に権利を引き継いでいる。
主人公は特殊能力や戦闘能力がない非力な少女。
大きなハサミを持つ不死身の殺人鬼から逃げるストーリー。
マウスポインタでオブジェクトをクリックする操作方法が特徴。
マルチエンディングを採用し、物語やキャラクターの結末が分岐する。
第三作『ゴーストヘッド』は新しいスタッフによって開発された。
『ゴーストヘッド』は異なる方向性を持つ作品で、攻撃的な主人公が銃器を使う。
第四作『クロックタワー3』はカプコンが開発、ゲームシステムが従来と異なる。
『クロックタワー3』は完全一本道のストーリーで、アクション操作を増した。
『DEMENTO』は続編の予定だったがタイトル変更された。
海外では初代が未発売、『2』が『CLOCK TOWER』として発売。
日本国外で『3』以降の正当に続くシリーズ作品は存在しない。
河野は2Dクリック方式での新作希望を語っている。
『クロックタワー・リワインド』が2024年に発売予定。
繋がりを持つがシリーズには含まれない作品も存在する。
NightCryやRemotheredシリーズはクロックタワーからインスパイアを受けた作品。
Remotheredの続編は開発者の降板により三部作が未完。