コンシューマーゲーム大辞典

『Call of Duty 3』は2006年にTreyarchが開発し、Activisionが出版したファーストパーソンシューティングゲーム。
シリーズの第3作であり、プレイステーション2、Xbox、Xbox 360、プレイステーション3、Wii向けにリリース。
北米、ヨーロッパ、オーストラリアでは、プレイステーション3とWiiのローンチタイトル。
PC版は存在せず、主要なタイトルの中で唯一のコンソール専用ゲーム。
発売時は好評を得たが、その後の評価はネガティブなものが多く、革新性の不足が指摘される。
14のミッションを含む単独プレイキャンペーンと、複数のマルチプレイヤーモードを搭載。
第二次世界大戦の西部戦線が舞台で、主に1944年のノルマンディーの戦いを描く。
プレイヤーはアメリカ、イギリス、カナダ、ポーランドの兵士を操作。
複数の行動パターンを持つ敵と、AI制御の味方と共に戦う。
武器は2種類まで装備可能で、手榴弾を敵に投げ返す機能を持つ。
ヘルスが低下すると、画面端が赤くなり心拍数が上がる演出がある。
オンラインモードでは、最大24人のプレイヤーが参加可能（プラットフォームによって異なる）。
各国の連合軍対軸勢力のマルチプレイが展開。
ゲームの開発は8か月で行われた。
発売直後は非常に成功し、アメリカで2006年11月のベストセラーに。
2013年11月時点で世界中で720万本以上の売上を記録。
複数のマップパックがリリースされた。
複数の受賞歴があり、音響デザインで傑出した業績が評価された。
レトロスペクティブ評価では、シリーズ内での低い順位に配置されることが多い。