コンシューマーゲーム大辞典

”Rune”は2000年にHuman Head Studiosによって開発されたアクションアドベンチャーゲームで、北欧神話に基づいている。
プレイヤーは若きバイキング戦士ラグナールを操作し、ロキとその悪の同盟者たちと戦う。
ゲームはリアルタイムでの戦闘が特徴で、様々なメレー武器を使用できる（剣、斧、ハンマーなど）。
2001年には独立した拡張パック「Rune: Halls of Valhalla」がリリースされた。
ゲームの評価は全体的に好評だったが、敵AIや多様性に対しての批判もあった。
マルチプレイヤーモードが存在し、「デスマッチ」や「チームデスマッチ」などが含まれる。
ゲームのストーリーは、ラグナールがオーディンの剣士として世界を救うために戦う内容。
武器の利用法は多岐にわたり、敵から収集した部位を武器として使用することもできる。
ゲームはUnreal Engineを使用して開発され、グラフィックが高く評価された。
主な敵には人食いの魚、ゴブリン、ゾンビ、ノルウェーのドワーフなどが含まれる。
シールドと武器の組み合わせが可能で、一部の武器は二刀流や投擲もできる。
選択によって異なるエンディングが用意されている。
2012年には拡張パックを含むデジタル再リリース版「Rune Classic」が登場。
2019年には続編「Rune II」がリリースされた。
ゲームの人気により、コミュニティが活発にマルチプレイヤーモードのカスタムコンテンツを作成した。
発売後、オリジナルのマスターサーバーは2014年に閉鎖されたが、コミュニティの支援によってオンラインでのプレイが可能である。
発売元はGathering of Developersで、後にTake-Two InteractiveがPlayStation 2版をリリースした。
ゲームの開発チームは15名で、初期のコンセプトはテッド・ハルステッドのバイキングへの興味から始まった。
主にシングルプレイヤーが重視される中で、マルチプレイヤー体験もプロデューサーによって拡張された。
ゲームにおける身体の部位の利用は、プレイヤーにユニークな戦略や遊び方を提供した。