コンシューマーゲーム大辞典

「Guitar Hero: Van Halen」は2009年にリリースされたリズムゲームで、Guitar Heroシリーズの10作目。
開発はUnderground Development、出版はActivision。
バンドVan Halenに焦点を当てたゲームで、前作はGuitar Hero: Aerosmith（2008）とGuitar Hero: Metallica（2009）。
北米では2009年12月22日に、PAL地域では2010年2月に発売。
Guitar Hero 5購入者には小売発売前にゲームが配布された。
ゲームにはVan Halenの25曲と、19曲のゲストアーティストの曲が収録されている。
ゲームプレイのUIはGuitar Hero: Metallicaから引き継がれている。
主に現在のメンバーのみがプレイ可能で、元メンバーは含まれない。
昔の姿がアンロック可能で、Wolfgangのアバターには父親のビデオからインスパイアを受けた衣装がある。
ゲームはMixedレビューが多く、前作や他のシリーズ作品と比べて質が劣ると評価された。
レビュアーはバンドの他のメンバーの不在やトラックの限られた選択を批判。
ゲームの音声録音とノートトラッキングには評価が集まった。
一部のレビュアーは曲の選択に批判的。
ゲームの売上は北米で2009年12月に7万5000本未満、全世界で25万本未満。
プレイヤー獲得戦略がActivisionの自信のなさを示しているとの意見があった。
ゲームのデモは2009年12月9日にXbox Liveでリリースされた。
Van Halenの楽曲はデイヴィッド・リー・ロス時代のもののみが収録。
ゲームにサミー・ヘイガーもガリー・シローンの曲は含まれていない。
Activisionの音楽ライセンス責任者は、この欠如はデイヴィッド・リー・ロスによる要求ではないと言及。
ゲームは「音楽ゲーム」においての成功を巡る議論を引き起こした。