コンシューマーゲーム大辞典

『天才バカボン』は赤塚不二夫とフジオ・プロによるギャグ漫画。
初出は1967年4月9日の『週刊少年マガジン』。
これまで5回テレビアニメ化され、映画やドラマも制作されている。
1978年に一応完結するが、その後も様々なメディアに取り上げられている。
バカボンの由来は「馬鹿なボンボン」や「放浪者」などの説がある。
主なキャラクターは父親の「バカボンのパパ」であり、バカボンはサブキャラクター。
作品の初期はホームコメディ的だったが、徐々にナンセンスギャグに変わった。
後期はグロテスクさやブラックユーモアが増え、形式的な実験も行われた。
バカボンのパパの好物として「レバニラ炒め」が登場し、それが定着した。
連載雑誌は『週刊少年サンデー』や『週刊ぼくらマガジン』など移籍があった。
2007年には40周年を記念したベスト集『天才バカボン THE BEST』が発売された。
作品内には多くの登場人物がいて、さまざまなエピソードが存在。
バカ田大学は作品内の架空の学校で、さまざまな部活動が描かれている。
2022年には、海賊版サイトに関するストーリー『転載はバカボン』の連載が開始された。
異なるタイトルや形式で多くのリバイバル作品がある。
登場キャラクターには実在の人物や他の作品からのパロディも含まれている。
作中でバカボン一家は東京都新宿区中落合に設定されている。
アニメでは、シリーズごとに声優が変更されることがある。
人気のあるキャラは、バカボンのパパやウナギイヌなど。
各エピソードはオムニバス形式で繋がりがある場合がある。