コンシューマーゲーム大辞典

DJ Hero 2は2010年にリリースされたリズムゲームで、FreeStyleGamesが開発しActivisionが発売した。
このゲームは2009年のDJ Heroの続編であり、Guitar Heroシリーズからの派生作品である。
対応プラットフォームはPlayStation 3、Wii、Xbox 360で、2010年10月に世界的にリリースされた。
特殊なターンテーブルコントローラーを使用して、ターンテーブリズムをシミュレート。
ゲームには新しいフリースタイルモードがあり、トラック間のクロスフェードやサンプル効果をプレイヤーが自由に操作可能。
83のリミックスで、様々なジャンルの曲が含まれており、プロDJによるミックスも取り入れられている。
シングルプレイヤーモード「Empire」を含む多様なゲームモードがあり、オフラインおよびオンラインで協力・競争プレイができる。
評価は良好で、前作の要素を維持・改善していると評価されたが、売上は低迷し続編の開発はキャンセルされた。
プレイヤーは曲のパフォーマンスを得点化し、連続で成功するとスコアのマルチプライヤーを増加させる。
フリースタイルセクションでは、プレイヤーが自由にトラックをミックスできる新しい要素がある。
歌唱も可能で、音程やリズムによって得点がつけられるが、評価は分かれた。
ゲームはソーシャル要因を重視し、マルチプレイヤーモードが増えている。
売上は2010年の他のタイトルと比較して63％減少し、ActivisionはGuitar Heroシリーズの開発を中止した。
DJ Hero 2は多様な音楽の選択を目指し、ヒップホップに偏らないよう取り組んだ。
DJ Hero 2の開発には約7ヶ月かかり、様々なフィードバックを反映した。
様々なプロモーションアイテムが用意され、特定のパッケージには前作が付いてくるバンドルがあった。
ゲームにはバグがあり、Xbox 360では友人の数によって問題が発生していたが、パッチで修正された。
DJ Hero 2のサウンドトラックはクラブシーンを中心に、多様なアーティストの楽曲をフィーチャーしている。
ゲームにはダウンロードコンテンツがあり、新しいミックスを購入可能で、既存のコンテンツも使用できるようになる。