コンシューマーゲーム大辞典

博報堂は1895年に創業した日本の大手広告代理店で、東京赤坂に本社を置く。
博報堂DYホールディングスの傘下にある完全子会社。
2003年に大広と読売広告社と経営統合し、博報堂DYホールディングスを設立。
「電博」として電通と並ぶ広告代理店の二大巨頭とされる。
近年、電通との競争で差が広がりを見せている。
多様な事業展開を図るため、他企業と合弁会社を設立している。
有名なクリエイターを輩出し、「クリエイティブの博報堂」と呼ばれることもある。
広告文化の創造と発展のため、雑誌『広告』を発行している。
不正経理や不適切請求問題が発覚し、社会的信用を大きく損なった。
2022年に東京五輪関連の入札談合が問題視され、捜索を受ける。
結果、博報堂と関連会社が独占禁止法違反で起訴された。
2024年には罰金や懲役判決が出て控訴した。
雇用問題も起こり、裁判で勝訴を果たした事例がある。
注目される広告キャンペーンとして「スーパードライ」「メニュー」などがある。
無借金経営で格付けはA+を獲得している。
東日本大震災やコロナ禍など、社会貢献に対しても取り組んでいる。
社内の情報危機管理部門が設置されている。
グループ企業体制を強化し、赤坂に集結。
コンペティション術を強化するため新たな戦略を採用している。
経営トラブルや監査体制に対する見直しが求められている。