コンシューマーゲーム大辞典

『マッスルボマー』（MUSCLE BOMBER）は、1993年7月13日に稼働したカプコンのアーケード用2D対戦型格闘ゲームである。
正式タイトルは『マッスルボマー・ボディーエクスプロージョン』である。
1993年度の『ゲーメスト』大賞でベスト対戦格闘賞10位を獲得。
ゲームの舞台はプロレス界の地下組織「BWA」に対抗する「CWA」の大会である。
操作は8方向レバーと3ボタン（攻撃、ジャンプ、フォール）で行う。
勝敗はプロレスルールに基づき、ピンフォール、ギブアップ、リングアウト、タイムオーバーで決まる。
キャラクターには体力ゲージがあり、攻撃や投げによって敵の体力を奪う。
相手の攻撃を受けると「ラッシュ」状態になり、攻撃力がアップする。
各キャラクターには必殺技と隠し技がある。
ゲームには1対1のシングルマッチと2対2のチームバトルロイヤルがある。
シングルマッチでは場外戦があり、凶器（例：パイプ椅子、ビール瓶）を使用できる。
最大4人での同時対戦が可能なチームバトルロイヤルではキャラクターのカラーが変化する。
プレイヤーキャラクターには、ハガー、市長のキャラクターが含まれ『ファイナルファイト』とも関連がある。
移植版も存在し、続編として『スーパーマッスルボマー』が1994年に登場。
アメリカ版ではキャラクター名や設定が異なる。
各キャラクターには固有のストーリー背景や技がある。
ゲームの評価は、スーパーファミコン版でも高かった。
サウンドトラックCDも発売されている。
漫画や他のゲームにもキャラクターが登場することがある。