コンシューマーゲーム大辞典

2011年にリリースされたアクションアドベンチャーゲーム「Spider-Man: Edge of Time」は、Marvelのスーパーヒーロー・スパイダーマンを基にしている。
主にPlayStation 3、Xbox 360、Wii、Nintendo 3DS向けに開発された。
ゲームは2010年の「Spider-Man: Shattered Dimensions」の独立した続編であり、物語はピーター・パーカーとミゲル・オハラが新たな脅威に立ち向かう。
2人のスパイダーマンの切り替えが可能で、異なる能力を持っている。
ゲーム内には「因果関係」システムがあり、一方のスパイダーマンの行動がもう一方に影響を与える。
ゲームは主に線形のサードパーソンアクションアドベンチャー形式である。
評価は賛否が分かれ、特に物語と声優の演技が高く評価されているが、ゲームプレイの繰り返し感が批判された。
2014年1月1日に、Marvelライセンスを使用した多くのActivisionのゲームと共に、すべてのデジタルストアから削除された。
各キャラクターには独自の能力があり、ピーター・パーカーは「ハイパーセンス」モード、ミゲル・オハラは敵を欺く擬似シミュレーションを作成できる。
ゲーム内で、2099年のミゲルが時間を超えてピーターに警告を送るというストーリーが展開される。
最終的に、二人のスパイダーマンは異なる時間軸に戻るが、モンスター「アトロシティ」が追随する。
プレイヤーはXPを獲得して新しい攻撃技を習得できるアップグレードシステムがある。
多数のコスチュームがプレイヤーによってアンロック可能で、特定の小売店での予約特典も存在した。
PS3版のみDTSサラウンドサウンドを搭載している。
音楽は「ゴッド・オブ・ウォー」シリーズのリード作曲家、ジェラルド・マリーノが担当している。
作品の初出は2011年4月のWonderConであり、その後多くのデータが公開された。
ゲームは、各プラットフォームごとに異なる評価を受けた。
スパイダーマンのコスチュームは、さまざまなストーリーラインに基づいたものが含まれている。