コンシューマーゲーム大辞典

2011年にリリースされた「Call of Duty: Modern Warfare 3」は、Infinity WardとSledgehammer Gamesによって共同開発され、Activisionによって発売された一人称シューティングゲームである。
このゲームは「Call of Duty: Modern Warfare 2」の続編であり、オリジナルのモダン・ウォーフェア三部作の最後の章である。
ゲームはMicrosoft Windows、Xbox 360、PlayStation 3、Wii、OS X向けにリリースされ、Nintendo DS用に別バージョンが開発された。
キャンペーンは「Modern Warfare 2」の最終ミッション直後から始まり、Task Force 141が中心となる。
主な敵はロシアのテロリスト、ウラジミール・マカロフであり、彼に対抗するために様々なキャラクターが登場する。
マルチプレイヤーモードでは新しいモードタイプが追加され、前作の問題点が改善された。
各ミッションは一連の目標に分かれ、プレイヤーは様々なキャラクターを操作することができる。
新しい「サバイバル」モードでは、プレイヤーは増加する敵ウェーブと戦う。
プレイヤーはポイントストリークシステムを使用し、目標を達成することでポイントを獲得できる。
ゲームは強く批評され、ゲームプレイやキャンペーン、マルチプレイヤーが評価されたが、ストーリーや革新性には批判もあった。
発売の24時間以内に、アメリカとイギリスで650万本が売れ、4億ドルを超える収益を上げ、過去最大のエンターテインメントローンチを記録した。
ウィー版のレビューは評価が低かったが、他のプラットフォームでは一般的に好評を得た。
DLCとしては新たなマルチプレイヤーマップやスペシャルオプスミッションが追加された。
ゲームには「Call of Duty: Elite」というオンラインサービスが統合されており、統計追跡や動画作成が可能であった。
美術やサウンドデザイン、ゲームプレイの具体的な実装が評価され、いくつかの受賞歴も持つ。
日本ではスクウェア・エニックスによって、字幕版と吹き替え版がリリースされた。
プレイヤーはゲーム中に多数の異なるロケーションを探索することができる。
マルチプレイヤーには新しいゲームモードも追加され、プレイヤーは自分の戦略に応じたカスタマイズが可能である。
ゲーム内では、暴力的な内容や未成年者に対する危害が描かれる場面があり、スキップ機能も搭載されている。
レビューによれば、特にマルチプレイヤーとキャンペーンが非常に魅力的であった。