コンシューマーゲーム大辞典

『Caligula -カリギュラ-』は2016年にフリューから発売されたPS Vita用ジュブナイルRPG。
タイトルはカリギュラ効果に由来し、心の闇を描くストーリー。
物語は、「メビウス」と呼ばれる仮想世界からの脱出を目指すキャラクターたちを中心に進行する。
音楽は著名なVOCALOIDのクリエイターによる楽曲が使用されている。
2018年にはPS4向けのリメイク版『Caligula Overdose』が発売され、同年に全12話のテレビアニメも放映。
2021年に続編『Caligula2 -カリギュラ2-』がPS4/Nintendo Switchで発売された。
「メビウス」では現実の記憶を失った人々が永遠の高校生活を送る。
一部キャラは、変わった生活に疑念を抱き「帰宅部」を結成し、現実への帰還を試みる。
主人公は帰宅部の一員として活動し、特殊な能力「カタルシスエフェクト」に目覚める。
「デジヘッド」と呼ばれる存在は、ストレス耐性が低く暴走しやすいキャラクターたち。
音楽を提供する楽士たちは「オスティナート」と呼ばれ、帰宅部に対抗する立場にある。
ストーリーでは「トラウマクエスト」を通じてキャラクターの関係性が深まる。
『Caligula -カリギュラ- EPISODE 水口茉莉絵』というスピンオフ小説も存在する。
ゲームシステムは、戦闘がシームレスで、行動選択に戦略が求められる。
各キャラのスキルや武器は多彩で、プレイヤーに選択肢を与える。
「アストラルシンドローム」はメビウスに囚われた人々が現実世界では意識を失っている状態を指す。
ゲームには人間関係やトラウマの解消がテーマとして重要視されている。
音楽作品の観点からも、キャラクターたちはそれぞれの役割や背景を持っている。
以上、要点をまとめました。